睡眠を学ぼう
快眠の必要性
睡眠時間は人生の1/3の時間を占めます。睡眠不足がもたらす経済的損失は、年間3兆4,500億円とも言われ、睡眠障害が原因で引き起こる「うつ病」や「交通事故」も多く、今や国家的な課題となっています。
浅い睡眠・深い睡眠
眠りには、深い眠りと浅い眠りがあります。耳にした事はある事かと思いますが、「脳波」「筋肉の動き」「目の動き」によって「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」に分類する事ができます。
起きた時に覚えている「夢」は目覚めに一番近いレム睡眠時に見たものが多く、覚えていないだけで実は、一夜にいくつかの夢を見ているとも言われています。ノンレム睡眠時には脳も休みます。個人差もありますが「0時には寝た方が良い」と言われるのは、一番長いノンレム睡眠が0時~1時の間に来る事が多い事からです。
「夢」ってなぜ見るの?
夢を見るのはレム睡眠の間です。脳はノンレム睡眠の間に休み、レム睡眠の間に頭の中の「情報整理」「記憶の固定」「ストレスの消化」等を行います。そのレム睡眠中の情報の整理や記憶を固定している間に見るものが「夢」です。レム睡眠もノンレム睡眠も、脳にとってとても大切な時間です。快適な睡眠を取る事は、脳の為、しいては明るい毎日を過ごす為にもとても大切な事なのです。
寝返りってなぜ打つの?